MacBook Pro用Thunderbolt4ドックの決定版!「iVANKY FusionDock Max1」半年レビュー。最新TB5ドックと比較して見えた”最適解”とは

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます
2024年12月、メインマシンを14インチMacBook Pro M4 Maxにアップデートしたのを機に、デスク環境の心臓部となるドッキングステーションとしてThunderbolt 4ドック「iVANKY FusionDock Max1」を導入しました。

そして2025年6月現在。市場にはAnkerやUGREENなどから、実売5〜6万円台のThunderbolt 5ドックが続々と登場しています。
最新のTB5ドックが登場した今、あえてTB4ドックであるiVANKY FusionDock Max1を使い続けるのはなぜか?半年間の使用経験と最新の競合製品との比較から、今本当に選ぶべきドックはどちらなのか、徹底的に再検証します。

この記事でわかること
- MacBook Pro M4 Maxユーザーが「iVANKY FusionDock Max1」を半年使ったリアルな感想
- FusionDock特有の配置の制約と、それを解決するL字アダプタ活用術
- 【2025年6月最新】Thunderbolt 5ドックとの徹底比較。本当に”買い”なのはどっち?
先に結論からお伝えします。 「iVANKY FusionDock Max1」は、AppleシリコンMacBookユーザーにとって、2025年6月現在で最も賢明で満足度の高い”最適解”のドックです。
その理由を、これから詳しく解説していきます。
なぜ「iVanky FusionDock Max1」を選んだのか

実は、このドックを導入する前は、hp製のThunderbolt 3ドックを使用していました。発熱も少なく、安定性は非常に高かったのですが、一つだけ大きな悩みがありました。それはファンの回転音です。高負荷時でなくとも常に「コー」という音が聞こえ、静かな環境で集中したいときにはストレスでした。一度分解して、内部の清掃とファンの交換まで行ったものの、回転音は消えませんでした。
そこで、次のドックに求める絶対条件として、以下の項目を掲げました。
- 完全な静音性(ファンレス設計であること)
- MacBook Proへ96W以上で給電できること
- 4Kを含むトリプルディスプレイ出力に安定して対応できること
- ポートが豊富で、将来的な拡張性があること(特に2.5GbE LANポートは必須)
これらの厳しい条件をすべて満たしたのが「iVANKY FusionDock Max1」でした。最大4画面の映像出力と、ファンレス設計による静音性・安定性を最優先に考えた結果、この製品以外に選択肢はありませんでした。
製品の基本情報(仕様と価格)

まずは基本的なスペックを確認しましょう。
iVANKY FusionDock Max1 スペック
ポート種別 | ポート数 | 詳細 |
---|---|---|
ホスト接続 | 2 | Thunderbolt 4 (Upstream, 96W PD) |
Thunderbolt | 4 | Thunderbolt 4 (Downstream, 40Gbps, 15W) |
HDMI | 2 | HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2 |
USB | 7 | USB-A 3.2 (10Gbps) x5、USB-C(10Gbps)x2 |
ネットワーク | 1 | 2.5ギガビット・イーサネット |
オーディオ | 1 | 3.5mm オーディオジャック (入出力対応) |
カードリーダー | 2 | SD 4.0 / microSD 4.0 (UHS-II) |
電源 | 1 | DC入力 (180W) |
(最大映像出力) | 4 | トリプル6K@60Hz+シングル4K@60Hz ※ |
※MacBook Pro M4 Pro/Max接続時

iVANKY FusionDock Max1の価格

2025年6月19日現在、Amazonでの販売価格はクーポン適用で49,999円です。 iVanky公式サイトもキャンペーンやクーポンで5万円前後の価格です。セール時期以外でも、ガジェット系Youtuberがクーポンを配信していることも多いのでチェックしておくと吉です。

FusionDock Max1、半年間のリアルな使用感レビュー
Visual Studio Codeでのコーディングや、Photoshop、Illustrator、Figmaでのデザイン・レタッチをメイン業務にMacBook Pro M4 Maxに接続して使用しています。
webカメラや複数モニタ、キーボードにトラックボールマウスなど周辺機器をいくつも接続していますが、快適そのもの。素晴らしいプロダクトです。
ここが最高!満足しているポイント
- ファンレス設計で無音: 以前のファン付きドックの唯一の不満点だった騒音がなくなり、本当に快適です。静かな環境を求める方には最高のメリットです。
- 控えめな発熱: 連続使用しても本体は「ほんのり温かい」程度。熱暴走の心配もなく、非常に安定しています。
- クアッド映像出力: 3台の6K@60Hz+1台の4K@60Hzの合計4台まで映像出力が可能。MacBook Pro M4 Maxなら、外部ディスプレイ4台+本体ディスプレイ1台=合計5画面表示!
- 驚異的な安定性: 3台のモニター、有線LAN、Webカメラなどを常時接続していますが、この半年間で接続が不安定になったことは一度もありません。
- 高速な2.5GbE LAN: 我が家のネットワーク環境を活かせる2.5GbE対応は大きな決め手でした。大容量データのやり取りもスムーズです。
実際の使用環境


私のデスク環境と、デイジーチェーン接続も活用した接続状況は以下の通りです。
- PC: 14インチMacBook Pro M4 Max (16コアCPU, 128GBユニファイドメモリ)
- モニター1: hp U32 4K (ドックのThunderbolt 4ポートにUSB-Cで接続)
- モニター2: hp Z24u G3 (ドックのもう一つのThunderbolt 4ポートにUSB-Cで接続)
- モニター3: hp Z24n G2 (ドックのHDMIポートに接続)
- USB入力機器: キーボード、トラックボールマウス
- ネットワーク: 2.5GbE 有線LAN
- Webカメラ: Insta360 Link (hp Z24u G3モニターのUSBハブ機能を経由して接続)
- その他: 映画鑑賞用にXREAL Air 2 Proをたまに使用 (ドック前面のUSB-Cポートに接続)
このように、ドックからモニターへThunderbolt 4で接続し、そのモニターのUSBハブ機能を使うことで、さらに配線をスマートにできています。
唯一の弱点?ケーブル配置の制約と”神”解決策
性能・デザインともに素晴らしいiVANKY FusionDock Max1ですが、その構造上、デスクレイアウトを著しく制限する弱点を抱えています。
問題点:ケーブルがモニターに干渉する(視界の邪魔)


iVANKY FusionDock Max1のデュアルUSB-Cケーブルは、2つのThunderboltポートを占有します。MacBook左側面にある2連のTB4/5ポートに接続することを前提に設計されています。 これにより、MacBookの左側に外部モニターを配置すると、ドックから伸びる硬いケーブルとコネクタがモニターに被ってしまい、非常に邪魔になります。


この視界の干渉を避けるには、次のような対策が必要になり、自由なデスクレイアウトができません。
- MacBookを閉じてクラムシェルモードで運用する
- 外部モニターがMacBookの右側か上部に来るようレイアウトする
部屋とデスクのレイアウト的に、外部モニターとMacBookの位置関係は変えられないよ…
この問題を解決し、レイアウトフリーを実現するのが「L字USBアダプタ」の活用です。公式でサポートしている方法ではありませんが(免責)、iVANKY FusionDock Max1は、Thunderbolt4対応のアダプタを介しても接続可能です。
解決策1(推奨):HanCenDa L字マグネットアダプタ


私が選んだのは「HanCenDa 240W USB-C L字マグネットアダプタ」です。


メリット1:抜き差しが容易+本体ポートの保護とリセールバリューの維持


専用ケーブルを2つのUSB-Cポートに同時に差し込むのは結構大変ですが、マグネット接続になることで抜き差しが非常に容易になります。近づければ自然と「カチッ」とくっつくので、目をつぶっても取付できます。
また、通常は繰り返して何度もケーブルの抜き差しをすることでMacBook Pro本体に物理的な摩耗や傷が生じますが、マグネットアダプターを介することで、これを防ぐことができます。傷の少なさは将来的にMacBookを買い替える際の査定額(リセールバリュー)に大きく影響します。
メリット2:配置にあわせた様々なアダプタ形状
HanCenDa 240W USB-C L字マグネットアダプタには複数の形状から選択して購入できますが、本ユースケースにおいては「Horizontal」(垂直)モデル一択です。
- 〇 Horizontal: ケーブルをMacBook側面から垂直下方向に逃がすことができ、理想的な取り回しが可能です。
- ✕ Straight: これではアダプタがない状態と同じで、真横に飛び出てしまいます(むしろ視界が悪化)。
- ✕ Right: FusionDockのデュアルコネクタとMacBookのポート配置上、コネクタ同士が物理的に干渉してしまい、接続できません。


顧客訪問や打ち合わせで頻繁にMacBookを持ち運ぶ私にとって、着脱が容易でポートも保護できるこのマグネット式アダプタは、まさに神アイテムでした。


解決策2(代替案):非マグネットL字アダプタ
「MacBookは据え置きで、抜き差しはほとんどしない」という方には、より安価な非マグネットタイプのL字アダプタ(垂直タイプ)も良い選択肢です。


例えば「XAOSUN USB Cアダプタ」は、マグネットタイプのおよそ半額程度で購入できます。 アダプタを選ぶ際の注意点は以下の2つです。
- Thunderbolt 4 (40Gbps)と96W給電に対応していること
- 形状が「Horizontal」タイプで、2つ並べた際にコネクタ同士が干渉しないこと
USB 3.1などの低速な規格のアダプタを選ぶとドックの性能を活かせない(そもそも認識しない可能性)ので、必ず仕様を確認してください。コストを抑えつつケーブル問題を解決したい方におすすめです。


第三者の評価:ネット上のユーザーレビューまとめ
私だけの意見では偏りがあるかもしれませんので、iVANKY FusionDock Max1についてのネット上のレビューも調査しました。
肯定的なレビュー
- ポート数が多く、これ一台で全てが完結する
- 2.5GbE LANが高速で安定している
- 発熱も少なく、ファンレスなのが良い
否定的なレビュー
- MacBook専用でWindowsでは使用できない
- 価格が少し高い
- Thunderboltポートを2つ占有する
- 付属の専用ケーブル(デュアルUSB-Cケーブル)が取り回しにくい
iVANKY FusionDock Max1のよくある質問(FAQ)
- このドックはWindows PCや、Intel CPUのMacBookでも使えますか?
いいえ、使えません。 本製品はAppleシリコン(M1, M2, M3, M4)搭載のMacBook Pro/AirおよびMac Mini専用に設計されています。公式サイトでも、Windows PCおよびIntel CPU版MacBookには非対応であることが明記されていますのでご注意ください。
- AppleシリコンMacでも、機種による制限はありますか?
ドックの性能ではなく、MacBook本体の仕様によって外部ディスプレイの最大接続台数が異なります。例えば、M1/M2/M3の標準チップを搭載したMacBook Air/Proは外部ディスプレイ1台までです。Pro/Max/Ultraチップを搭載したモデルでは複数台接続が可能です。ご購入前に、ご自身のMacBookの仕様を必ずご確認ください。
- クラムシェルモードで使えますか?
はい、MacBookを閉じた状態でも問題なく使用できます。電源アダプタが接続されていることが条件です。
- 保証期間はどのくらいですか?
通常12ヶ月の保証に加え、公式サイト製品登録をすることで24ヶ月まで延長が可能です。(※最新の保証内容は公式サイトをご確認ください)
- MacBook接続用のデュアルUSB-Cケーブル単体で購入できますか?
公式サイトにて単体購入が可能です。L字コネクタやL字ケーブルのオプションはありません。
YoutubeやAmazonのレビューでは、iVANKY FusionDock Max1の機能性と安定性に関する高評価が目立ちます。価格については機能性を考えれば妥当と感じる方が多い印象です。ケーブルの取り回しについては、まさに私がL字アダプタで解決したポイントであり、同様の不満を持つユーザーはいるようです。
【徹底比較】Thunderbolt 5ドックは”買い”か? FusionDock Max 1と最新モデルを比べてみた


Thunderbolt5ドックが現実的な価格で手に入るようになった今、多くの人が悩んでいるはずです。「少し高くても最新のTB5を選ぶべきか、それとも実績のあるTB4で十分なのか?」「せっかくMacBookが対応しているのだからTB5を使うべきなのか?」と。
ここでは、iVANKY FusionDock Max1と代表的な最新TB5ドックを比較し、それぞれのメリット・デメリットを明らかにします。
主要ドッキングステーション比較表(2025年6月時点)
項目 | iVANKY FusionDock Max 1 | Caldigit TS5 Plus | Anker Prime Dock 14-in-1 | UGREEN Revodok | iVANKY FusionDock Pro 3 |
---|---|---|---|---|---|
Thunderbolt規格 | TB4 | TB5 | TB5 | TB5 | TB5 |
実売価格 | 約4.8万円 | 2025年7月発売予定 499ドル (約7万円) | 約5万円 | 約6万円 | 約6万円 |
PD給電力 | 96W | 140W | 140W | 140W | 140W |
冷却/静音性 | ファンレス | ファンレス | ファン付き | ※1 | ファンレス※2 | ファンレス
Win/Mac対応 | Apple Silicon 専用 | 両対応 | 両対応 | 両対応 | 両対応 |
安定性/信頼性 | 成熟規格・製品 | 登場初期 | 登場初期 | 登場初期 | 登場初期 |
ポート数 | 20 | 20 | 14 | 13 | 11 |
映像出力 M4 Pro/Max | 6K@60Hz | 4画面3画面 6K@60Hz | 2画面 6K@60Hz | 2画面 6K@60Hz | 2画面 6K@60Hz |
追加ケーブル | TB4ケーブル (比較的安価) | TB5ケーブル (高速・高価) | TB5ケーブル (高速・高価) | TB5ケーブル (高速・高価) | TB5ケーブル (高速・高価) |
- 1:レビュー動画でファンレスについての言及あり
- 2:Amazonユーザーによる質問回答で、「音も振動も無いのでおそらくファンレス、熱くなる」との回答
考察:結局どちらを選ぶべきか?
この比較表から見えてくるポイントを、さらに深く掘り下げていきましょう。
1. 性能:あなたの使い方にTB5のスペックは必要か?
TB5の帯域幅はTB4の2倍(80Gbps)。8Kモニターや144Hz以上の高リフレッシュレートゲーミングモニターを複数接続するなら、TB5の恩恵は絶大です。 しかし、私の環境(4Kモニターx1, FHDモニターx2)のような一般的なマルチディスプレイ環境では、TB4の性能で全く不足はありません。むしろ、クアッド(4画面)出力ができるのはiVANKY FusionDock Max1の大きな強みです。
動画などの大容量データを外部ストレージとやりとりするケースなど、TB4の帯域を使い切るシーンは限定的です。将来への投資も大切ですが、「今、本当に必要な性能か?」は見極める必要があります。
また、外部接続のポート数にも注意が必要です。有線接続するデバイスが多い場合には、iVANKY FusionDock Max1が20ポートと余裕のある設計になっているのでおすすめです。
MacBookの充電についても、14インチのMacBook Proは最大96Wなので、140Wの充電能力はオーバースペックです。16インチのMacBook Pro M4 Pro/MAXモデルの場合は、140Wの高速充電が活かせます。
2. 静音性:見過ごせない「音と排熱」の問題
ThunderBolt5ドックは高性能化に伴い、比較表モデルの中にはファンを搭載しているものや、使用中に本体が相当熱くなるものもあります。
一方、iVANKY FusionDock Max 1はファンレス設計で高い静音性を有しています。私が以前ファン付きドックの騒音に悩まされた経験から言っても、これは極めて重要な差別化ポイントです。特に静かな環境で作業に集中したいクリエイターや開発者にとって、「無音」という価値は何物にも代えがたいメリットです。
しかもiVANKY FusionDock Max1はファンレスで無音な割に、ヒートシンクによる熱処理が優秀で、本体の発熱が比較的控えめなのも特徴です。FusionDock Pro3のような薄型のドッキングステーションは熱くなりやすいので注意が必要です。
なお、動画のエンコードなど余程負荷が高い状態でなければ、MacBook Pro M4 Maxからファンが回る音が聞こえることはありません。繁忙期に寝室にMacBook Pro M4 MaxとiVANKY FusionDock Max1を設置して、作業後にスリープにしてそのまま寝る事がしばらくありましたが、全くの無音でPCの存在を忘れるレベルで朝までぐっすりでした。
3. 安定性と信頼性:「枯れた技術」の安心感
iVANKY FusionDock Max1が採用するThunderBolt4は、市場に登場してから数年が経過し、ファームウェアも安定しきった「枯れた技術」です。導入事例も豊富で、トラブルシューティングの情報も得やすい。 対してTB5は登場初期の新しい規格。今後ファームウェアのアップデートで改善されるとはいえ、初期不良や互換性の問題に直面する「人柱」になるリスクはゼロではありません。仕事の根幹を支える機材として、「動いて当たり前」という信頼性を最優先するなら、TB4に軍配が上がります。
4. 総コスト:本体価格+Thunderboltケーブルの価格も考慮
ドック本体の価格差は5,000円〜1万円強ですが、見落としがちなのがケーブルの価格です。Thunderboltケーブルは長くなるほど高価になりますが、TB5ケーブルはTB4ケーブルよりもさらに高価な傾向にあります。デスクのレイアウト上、2mなどの長いケーブルが別途必要になった場合、総コストの差はさらに開く可能性があります。
結論:2025年、あなたに最適なドックはこれだ
iVANKY FusionDock Max 1 (TB4) を選ぶべき人


- 「完全な静音性」を何よりも重視する人。
- 4K/6Kの外部ディスプレイが3〜4台必要で、現状で十分な性能を求めている人。
- 導入実績が豊富で、トラブルのリスクを最小限にしたい人。
- 少しでもコストを抑え、確立された信頼性を手に入れたい堅実なユーザー。
半年使った私の最終評価は、まさにこの層にぴったりでした。TB5のスペックは魅力的ですが、私の作業環境と静音性への要求を考えると、今買い替える必要性は感じません。iVANKY FusionDock Max1は「静かで安定した仕事環境」という最高の価値を提供してくれています。


最新のThunderbolt 5ドックを選ぶべき人


- 8Kモニターなど、将来の超高解像度環境を明確に見据えている映像プロフェッショナル。
- SSDなどの外部ストレージによる大容量のデータ通信頻度が高いユーザー。
(ただし安定性の面では、PC本体に直接接続が望ましい) - MacBookに外部接続するディスプレイが2台以内。
- PD 140W給電が必須の16インチMacBook Proユーザーで、常にフルスピード充電をしたい人。
- MacBookだけでなくWindows端末でも接続する必要がある人。
- 初期トラブルのリスクを許容できる、最新技術への投資を惜しまないアーリーアダプター。






Thunderbolt5ドックは、日本未発売のCaldigit TS5 Plus(2025年7月 米国で発売予定 499ドル)が、機能・信頼性の面で本命だと思います。10GbEギガビット・イーサネットポートも搭載しており、他社製品からスペック上は頭一つ飛び抜けている印象。発売が待ち遠しいです。
まとめ:iVANKY FusionDock Max1を半年使って見えた「変わらない価値」


Thunderbolt 5ドックが市場に登場したことで、ドッキングステーションの選択肢はさらに広がりました。しかし、最新技術が必ずしもすべての人にとっての最適解とは限りません。
半年間、iVANKY FusionDock Max1を使い続けて見えてきたのは、「完全な静音性」と「揺るぎない安定性」「マルチモニタ対応」という、流行り廃りのない本質的な価値でした。マグネットL字アダプタで唯一の弱点を克服した今、このドックは私の作業環境において、今なお最高のパートナーであり続けています。
もしあなたが、スペック表の数字の裏にある「快適な作業環境」を真に求めるなら、iVANKY FusionDock Max1は最新のTB5ドックと比較しても、依然として最強の選択肢の一つであると、私は自信を持って断言します。ぜひマグネットアダプタも試してみてください。



