

2026年7月30日発売。その日の昼に公式サイトで注文して、翌朝には手元に届きました。Shokzの新しい骨伝導ヘッドセット「OpenMeet 2 UC」です。私はすでに同社の「OpenComm2 UC(2025 Upgrade)」を毎日のWeb会議とAI音声入力で使い込んでおり、水泳用の「OpenSwim Pro」も持っています。つまりShokz製品はこれで3台目。この記事では、届いたその日にOpenMeet 2 UCとOpenComm 2 UCを同じ環境で聞き比べ・使い比べた一次情報をもとに、「どちらを買うべきか」に答えます。
カタログスペックの転載や伝聞ではなく、自分の頭と耳とマイクで確かめたことだけを書きます。数字は実測と公式仕様、感想は実体験です。


結論:デスクワーク中心なら OpenMeet 2 UC、会議特化・外出兼用なら OpenComm2 UC


先に結論です。
- 自宅やオフィスのデスクで長時間つけっぱなしにする。会議や音声入力に加えて、作業BGMやPodcastもそれなりの音で聴きたい。音漏れを気にしない環境 → OpenMeet 2 UC
- 用途はWeb会議とAI音声入力に絞る。散歩しながらの会議など外にも持ち出す、音漏れを気にする。1万円強安く済ませたい → OpenComm 2 UC
- どちらか1台だけ買い、外に持ち出さないなら、私は確実に OpenMeet 2 を推します。 音の自然さ、装着の快適さ、ソフトウェアで調整できる範囲、いずれも上です。これなら一日中つけて仕事してもいいと思える仕上がりでした。
ただしOpenComm2 UCが劣っているという話ではありません。約35gという軽さ、耳掛けによるホールド感、そしてブームマイクは、「声のやり取り」に用途を絞るなら今でも十分に強い選択肢です。以下、順に根拠を書いていきます。
前提:毎日のWeb会議とAI音声入力で使い倒す環境


レビューの前提として、私の使い方を書いておきます。評価は使い方に依存するからです。
私は少数で運営する会社でWeb制作とAIワークフロー支援の仕事をしており、勤務時間の大半をデスクで過ごします。ZoomなどのWeb会議が日常的にあり、加えて最近は文章の下書きの多くをAI音声入力で行っています。MacWhisperやAqua VoiceといったAI文字起こしツールにヘッドセットのマイクで話しかける使い方です。合間には作業用BGMやPodcastを流しています。
この使い方から、選定基準は次の4つになります。
- 長時間装着して痛くならないか(1日つけっぱなしが前提)
- マイク品質(会議の相手への聞こえ方と、AI音声入力の認識精度)
- ながら聴きの音質(音楽ガチ勢の基準ではなく、BGM・Podcastが快適か)
- PCとの接続の安定性(会議中の切断は致命的)
なお、骨伝導・オープンイヤー型は耳を塞がないので、オフィスでの同僚の声や、宅配や家族の呼びかけを聞き逃さないという共通の利点があります。ここは両者同じなので、評価軸からは外しています。
スペックと価格:数字で見る2台の違い


まず公式仕様の比較です。出典はShokz日本公式のOpenMeet 2製品ページとOpenComm2 UC製品ページです。
| OpenMeet 2 UC | OpenComm 2 UC | |
|---|---|---|
| 定価(税込) | 39,880円(アダプターなし版は34,880円) | 27,880円 |
| 装着方式 | ヘッドバンド型(耳に掛けない) | 耳掛け+ネックバンド型 |
| 重量 | 約77.9g | 約35g |
| 連続通話 | 最大12時間 | 最大16時間 |
| 音楽再生 | 最大16時間 | 最大8時間 |
| 急速充電 | 5分で最大2時間通話 | 5分で最大2時間通話 |
| Bluetooth | 6.0(マルチポイント2台) | 5.1(マルチポイント2台) |
| ドライバー | 骨伝導+空気伝導のハイブリッド(DualPitch) | 骨伝導(PremiumPitch 2.0) |
| マイク | デュアルAIノイズキャンセリングマイク(最大99.4%ノイズ低減) | デュアルノイズキャンセリング・ブームマイク |
| 防水 | 非対応 | IP55 |
| 保証 | 24ヶ月 | 24ヶ月 |
OpenMeet 2 UCは2026年7月30日に国内発売されたばかりのモデルで、公式サイトによるとQualcommのSnapdragon S3 Gen 1サウンドプラットフォームを搭載し、AIが人の声を抽出して背景ノイズを最大99.4%低減するとされています。


型番の読み方を補足すると、「UC」はPC接続用のワイヤレスアダプター「LOOP120」が付属する構成です。OpenMeet 2はアダプターなしの標準版(34,880円)とUC版(39,880円)が選べます。スマホとBluetooth直結で使うだけなら標準版で足ります。PCでの会議が主戦場ならUC版が本命です(理由は接続の章で書きます)。なお私のOpenComm 2 UCにもLOOP120が付属していましたが、付属アダプターは購入時期によって異なり、現行の2025年アップグレード版からLOOP120付属するようです。


OpenMeet 2 の装着感:「耳が痛くならない」を頭の上で解決する


OpenComm 2 UCを長く使ってきた身として最初に伝えたいのは、装着感の違いです。
OpenComm 2は耳掛け型です。決して悪くはないのですが、2時間ほど会議や作業でつけ続けると、耳がちょっと痛くなります。「痛くてつけていられない」レベルではまったくなく、昔ながらの締め付けの強いヘッドホンとは比較にならないほど軽い違和感ですが、毎日長時間使うと確実に蓄積します。
OpenMeet 2はこの問題を、そもそも耳に何も掛けないという構造で解決しています。ヘッドバンド型で、骨伝導スピーカーがこめかみのあたりに軽く触れ、耳の少し上の小さな突起(Shokzが「GlideFit™」と呼ぶ、圧を分散させる固定グリップ)で支える仕組みです。締め付け感はほとんどありません。「締め付けの弱さ」と「ずれない固定感」はトレードオフの関係にあるはずですが、そのギリギリの両立点をよく探ってきたな、というのが装着した瞬間の印象でした。


実際に頭を動かして試しました。
- 横に大きくブンブン振っても、ずれません
- 音楽に合わせて頭を揺らす、会議でうなずく程度なら問題なし
- 下を向いた状態で頭を細かく振ると、少しだけずれます。しかしノートPCに向かって軽く下向き、Zoom会議でうなずく程度なら大丈夫でした
- わざと大きく勢いよく頭を振ると、さすがに外れてしまいます
ひとつ注意点があります。私はバンドの長さを一番短い状態(まったく伸ばしていない状態)で使っていて、それでちょうどこめかみに当たる位置です。もう少し上でもいいくらいなので、頭の小さい方は最適な位置に合わない可能性があります。その場合はヘッドバンド部分に厚みをつけるなど高さの調整が必要になるかもしれません。
実績として、アンボックスからこのレビューを書き上げるまでに3時間ほどつけっぱなしで作業しましたが、耳はもちろん痛くならず、頭頂部のグリップも「当たっている感覚はある」ものの痛みはありません。耳掛け型を長時間つけると少し痛いなと感じる私でも、OpenMeet 2は全く痛くない。スピーカーが当たる部分が蒸れて不快ということもありませんでした。この「装着していることを忘れられる度合い」は、毎日使う道具では音質より効きます。
加えて、頭頂部から乗せるタイプなので、耳掛け(ネックバンド)タイプとは異なり、後頭部がフリーなのも大事なポイントです。オフィスチェアのヘッドレストや、寝転がったときにあたって邪魔になることがありません。
音質の聞き比べ:OpenMeet 2 は「普通に音楽が聴ける」、OpenComm2 は「声がくっきり」


先に釘を刺しておくと、OpenComm 2もOpenMeet 2も、本気で音楽を聴くためのデバイスではありません。オープンイヤーで周囲の音を聞きながら、ビデオ会議や音声入力に用い、ながら聞きとして作業用BGMやPodcastを流すためのものです。カナル型イヤホンや据え置きヘッドホンの音質を期待して買うと失敗します。私は道具を「音質の絶対値」ではなく「用途に対する適性」で評価する主義なので、その前提での聞き比べです。
そのうえで同じ曲を交互に聴き比べると、はっきり差がありました。
OpenComm 2は中音域、特にボーカルがくっきり前に出る音です。ハイハットもよく聞こえ、低音も頑張って鳴らそうとしている感じはあるのですが、良くも悪くも「わざとらしい」音で、人によってはややスカスカに感じると思います。多少うるさい部屋でもしっかり聞き取れるパワーがある一方、音量を上げると骨伝導特有の振動がかなり強くなるので、大きい音で聴くデバイスでもありません。この振動は私は慣れましたが、初めての人は気持ち悪いと感じるかもしれません。
OpenMeet 2は、ちゃんと音楽が聴けるレベルに仕上がっています。ベースラインやバスドラの音がしっかり存在としてわかり、曲全体が自然にまとまって聞こえます。「いい音」とまでは言いませんが、「普通に音楽を聴ける」レベルです。骨伝導+空気伝導のハイブリッド構成(DualPitch)の効果か、OpenComm2ほどブルブル震えないのに音はちゃんと聞こえる。結果として疲れない自然な音になっています。長時間のながら聴きでは、この差は大きいです。




ソフトウェア側で調整できる範囲も全然違います。PC/Mac用アプリ「Shokz Connect」から選べるサウンドモードが、OpenComm 2は「スタンダード」と「ボーカル(人の声特化)」の2種類だけなのに対し、OpenMeet 2は標準・ボーカル・低音強化・カスタムEQの4モード。カスタムEQでは低音・中音・高音を自分好みに編集できます。「聴こえの良さを自分に合わせ込める」という点で、ここは圧倒的にOpenMeet 2 が上です。高いだけあるな、というのが正直な感想でした。


iPhoneのShokzアプリにおいても、OpenMeet 2はサウンドモードの変更やカスタムEQの機能が使用できます。しかし、OpenComm 2はShokzアプリには非対応(2026年7月31日の時点)です。
別件でサポートに問い合わせた際に、以下の回答がありました。
OpenComm2 UC(2025 Upgrade)はShokzアプリに対応しておりますが、対応OSはAndroidのみとなっております。
そのため、iPhoneをご使用の場合は、Bluetooth接続は可能ですが、Shokzアプリでは製品を検出・接続することはできません。
音漏れについては注意が必要
1点だけ注意点があります。OpenMeet2は、骨伝導+空気伝導のハイブリッド構成のため、そこそこ音漏れがします。小さめの音量で音楽を流す程度であれば、周囲の人に音漏れを感じさせることは少ないように思いますが、通常のリスニングにおいて一定の音漏れがあるということは認識しておく必要があります。大きめの音量でのリスニングには、自室などパーソナルスペースが十分にとれる環境での利用を推奨します。
同じ程度のボリュームで比較すると、OpenComm2の場合は骨伝導なのでほぼ音漏れはありません。耳元数センチの距離では、ハイハットの音などごくわずかにシャカシャカと音が鳴っているのを確認しますが、OpenComm2から距離を置いた場合には、音漏れは聞こえません。
オフィスや周りに人がいる環境では、OpenComm2の方が使い勝手がよいでしょう。
マイクとAI音声入力:ブームマイクの価値


会議と音声入力の要であるマイクについて。
まず、声の拾いやすさという点では両者とも十分です。届いた直後からOpenMeet 2でMacWhisperのDictation機能を使った文字入力を試していますが、問題なく声を拾ってくれます。この記事の下書きの一部も、実際にOpenMeet 2への音声入力で書いています。
OpenMeet 2 / OpenComm 2の口元へ伸びるブームマイクは、見た目は大げさですが実利があります。マイクが口の近くに物理的にあるという安心感はビデオ会議で効きますし、AI音声入力(Aqua VoiceやMacWhisper)との相性は非常に良いです。音声でテキストを正確に入れるという用途では、この「にょきっと伸びたマイク」が大きな差を生む、というのがOpenComm 2を使い込んできた実感です。OpenMeet 2 のマイクも耳元から長すぎない程度に伸びていて、しっかり音を拾ってくれます。どちらのモデルも、装着時のマイク先端の位置(口元からの距離)はだいたい同じです。


マイク品質を客観的に比べるため、QuickTimeのオーディオ録音で同じ環境の録り比べもしてみました。結果ははっきり差が出ました。OpenComm 2はエアコンの「サーッ」という環境ノイズをわずかに拾っていましたが、OpenMeet 2ではホワイトノイズをほとんど感じず、明らかにクリアです。さらに、わざとキーボードを打ちながら録音すると、OpenComm 2はそこそこ打鍵音が入るのに対し、OpenMeet 2では打鍵音は聞こえるものの1/3以下に低減されている印象でした。デュアルAIノイズキャンセリングマイク(公式値で最大99.4%のノイズ低減)は、数字だけの話ではなさそうです。
なお、OpenMeet 2 UC / OpenComm 2 UCのどちらも、ZoomとWebExの認定を受けています。OpenComm 2は実際のWeb会議でクライアントからもクリアな音質との感想がありました。OpenMeet 2 はまだ実際の会議には投入していないので、相手側の聞こえ方の評価は使い込んでから追って確かめますが、録り比べの結果からすると期待して良さそうです。
接続の落とし穴:LOOP120 は「1本だけ挿す」が正解


UC版に付属するワイヤレスアダプター「LOOP120」まわりは、2台持ちだからこそ分かったハマりどころがいくつかあります。購入前に知っておくと迷わずに済みます。
LOOP120はOpenMeet 2用もOpenComm 2用も完全に同一製品です。 本体に小さく書かれた品番まで同じでした。つまり2台持ちだと、どっちのアダプターか見分けがつかなくなります。
そして仕様上、LOOP120が同時に接続できるデバイスは1台だけです(ペアリングリストには最大8台まで登録可能)。実際に試したところ、1本のLOOP120にOpenComm 2とOpenMeet 2の両方をペアリングすることはできました。同時に使えるのはどちらか片方だけなので、「アダプターは1本だけPCに挿し、そこに両方ペアリングして、使う方を有効化する」という運用がおすすめです。


2本のLOOP120を同時にPCに挿すことは、推奨しません。Macのサウンド設定や各種アプリのマイク選択画面に同じ「Loop120 by Shokz」という名前のデバイスが2つ並び、どちらがどちらか全く判別できなくなります。私は実際にこれをやって混乱しました。


一応、Shokz Connectアプリ上でどのLOOP120アダプタが、どのデバイスと接続(ペアリング)しているかは確認できるようにはなっており、2本のLOOP120でOpenMeet2/OpenComm2を同時に接続すること自体はOKでした。
接続手順自体は簡単で、LOOP120をPCのUSBポートに挿して、ペアリングモードでOpenMeet2を起動。PC用アプリ「Shokz Connect」からペアリングの設定やファームウェア更新を行います。


私の環境では、初回起動時にOpenComm 2 UCと、それに付属していたLOOP120のファームウェア更新がありました。どちらも2〜3分で完了し、UIも日本語で問題ありませんでした。
スマホで使う場合はBluetooth直結でアダプター不要です。OpenMeet 2はスマホの「Shokz」アプリで検出され、ファームウェア更新やイコライザー調整もスマホから行えます。
購入前後のチェックポイント:LOOP120の初期発熱と2年保証


これは注意喚起として書いておきたい体験談です。
以前OpenComm 2 UCを買ったとき、付属してきたLOOP120が初期不良でした。PCに挿して1分も経たないうちに、火傷しそうなほど異常に発熱するのです。マイク入力や音楽再生をしていなくても、挿すだけで熱くなる。使用中に突然接続が切れ、アダプターを触ろうとしたら熱くて驚いた、という順で気づきました。
サポートに状況を伝えたところ、すぐに交換品を送ってもらえました。国内正規代理店のフォーカルポイントから、専用の箱に入った交換用アダプターが届き、以後はまったく発熱していません。今回OpenMeet 2 UCに付属してきたLOOP120も、ほんのり温かくなる程度で、火傷するような熱さとは無縁です。つまりあのアダプターは単なる初期不良の個体でした。
この経験からの実務的なアドバイスは2つです。
- 開封したら最初に、LOOP120をPCに挿して発熱をチェックする。 異常に熱くなる個体に当たったら、すぐ接続を外してサポートに連絡すれば交換してもらえます
- 保証書は捨てずに取っておく。 Shokzは24ヶ月保証です。この手のデバイスは1年くらい使ったところで不具合が出ることが案外あるので、2年保証はありがたい存在です
サポート対応自体は迅速で好印象でした。初期不良はどのメーカーでも一定確率で起きるものなので、対応の速さと保証の長さを評価しています。
価格とコスパ


私の実際の購入額を公開します。OpenMeet 2 UC(USB-C版)は定価39,880円ですが、発売キャンペーンの10%オフクーポン(事前登録のみ配布?)と、会員登録などで貯まっていたポイント3,000円分を使い、合計6,988円引きの32,892円で購入できました。公式サイトで発売日に注文して、翌朝到着です。
それでも、27,880円のOpenComm2 UCとは実売で5,000円〜1万円強の差があります。この差をどう考えるか。
私の答えは使用時間で割る、です。この種のヘッドセットは1日8時間近く装着する道具です。毎日長時間身につける道具の「痛くならない」「疲れない音」に対する数千円〜1万円は、私は安い投資だと判断しました。逆に、会議と音声入力のときだけ装着し、終わったら外すという使い方なら、OpenComm2 UCで十分です。むしろ軽くて着脱が楽な分、そちらのほうが使い勝手が良い場面も多いはずです。
同価格帯の比較対象として、AirPods Pro 3(実売36,000円前後)にも触れておきます。私も愛用していますが、役割はまったく別です。あちらはノイズキャンセリング特化。通勤時やカフェで集中したいとき、騒がしい環境でのビデオ会議で真価を発揮します(詳しくはAirPods Pro 3のレビュー記事で解説しています)。音はクリアですが、カナル型なので長時間つけていると耳が疲れ、1日の中で使える時間はどうしても限られます。対してOpenMeet 2 UCは、リスニング・音声入力・会議という内勤仕事の用途を1台でカバーしたうえで、疲れないので一日中つけていられる。同じ3万円台でも「使える時間」がまるで違うので、使用時間あたりで見たOpenMeet 2 UCのコスパは非常に高い——両方を使っている私の結論です。
7月31日時点では、OpenMeet 2 UCは公式サイトでのみ販売されています。公式サイトで会員登録すると最大2200円分のポイントが貰えるので、それを割引に充てるのがよいでしょう。
公式サイトの製品ページはこちら:
OpenMeet 2(Shokz日本公式)/OpenComm2 UC(Shokz日本公式)
AmazonほかECモールで販売されているOpenMeet(無印)は旧モデルなので注意してください。


番外編:泳ぐなら OpenSwim Pro


Shokzつながりでもう1台だけ。私は「OpenSwim Pro」という防水の骨伝導イヤホンをプール用に持っています。防水でプールやお風呂にそのまま持ち込めるのが最大の特徴で、泳ぎながらPodcastを聴けます。スマホをロッカーに置いて、聞きたいPodcastと泳ぐことだけに集中できる時間が良くて、これを買ってから週3〜4日はプールに通えています。ジムやプールが続かないという方にこそおすすめしたいデバイスです。
コツがひとつあって、水中では耳栓とセットで使うことを推奨します。骨伝導イヤホンは耳栓をするとかなり聞こえが良くなるうえ、耳が水面から出ているときと潜っているときの聞こえ方の差もなくなります。
ちなみに手持ちのShokz3台(OpenMeet 2・OpenComm2・OpenSwim Pro)で音質が一番良いのはOpenMeet 2でした。OpenMeet 2は防水非対応なので、水まわり・運動用途は素直にOpenSwim Proの領分です。
よくある質問
まとめ:どちらを買うか
最後に使い分けを再掲します。
- OpenMeet 2 UC:デスクで長時間つけっぱなしにする人の常用ヘッドセット。耳が痛くならず、音楽も普通に聴けて、EQで音を自分に合わせ込める。外に持ち出さないならこちら一択。リスニング・音声入力・会議を1台でカバーして一日中つけていられるので、内勤の仕事道具としては使用時間あたりのコスパが非常に高い1台です。音漏れがあることだけは注意が必要
- OpenComm 2 UC:Web会議とAI音声入力に用途を絞る人、外でも使う人の実用機。軽く、ホールド感が高く、約1万円安い。音漏れはほぼ無い
- なお、騒音を遮断して集中したい場面(外出先・騒がしい環境)は、骨伝導ではなくAirPods Pro 3のようなノイズキャンセリング機のほうが適任です。耳を塞がない骨伝導とは役割が別なので、私は場面で使い分けています
私自身は、OpenMeet 2 UCをデスクの常用に据え、OpenComm 2 UCは散歩しながらの会議や外出用に回します。OpenComm 2は移動中も会社のオフィスでもつけっぱなしで困らないので、とても便利です。iPhoneからPCへの接続切替もかなりスムーズですよ。骨伝導ヘッドセットは「音質の絶対値」ではなく「自分の使い方への適性」で選ぶ道具です。この記事の実測と使用感が、その判断材料になれば幸いです。
自分の使い方が固まったら、上の使い分けに沿って選んでください。購入は以下のリンクからどうぞ。
公式サイト:OpenMeet 2(Shokz日本公式)/OpenComm2 UC(Shokz日本公式)。発売キャンペーンや会員ポイントは公式サイト側が有利なことがあります。


参考文献
- OpenMeet 2 会議・通話用ワイヤレス骨伝導ヘッドセット(Shokz日本公式):https://jp.shokz.com/products/openmeet2-uc
- OpenComm2 UC ビジネスモデル 骨伝導ヘッドセット(Shokz日本公式):https://jp.shokz.com/products/opencomm2uc
- ワイヤレス骨伝導ヘッドセット「Shokz OpenMeet2」発売 オープンイヤー設計で圧迫感や疲労を軽減(ITmedia Mobile・2026年7月30日):https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2607/30/news096.html











