【ギャン泣き対策】1年間Bose QuietComfort Earbuds IIを使用したレビュー
2022年9月発売のBOSE QuietComfort Earbuds II(以下BOSE QCE2)。
発売とほぼ同じタイミングで、我が家では2度目となる新生児との共同生活が始まった。在宅勤務中心の勤務形態であったことから、赤ちゃんの泣き声対策は必須。また、1人目で(精神面で)苦しんだギャン泣き対策にも、ノイズキャンセリング性能の高いイヤホンが必要であったことから、発売後即座にBOSE QCE2を購入した。
実際に1年間使ってみて、web会議、作業中、通勤中、メディアの再生、赤ちゃんの泣き声(ギャン泣き)、スタバ店内、いずれのシチュエーションにおいてもQCE2は非常に満足のいく性能であった。
特に、0〜1歳児の本気のギャン泣き下での育児(お世話)や在宅勤務においては、QuietComfort Earbuds II無しでは耐えられなかったのではないかと思う程であった。
さて、以下にQCE2を1年ちょっと(2022年9月〜2023年11月)使用したレビューしいていく。オススメのイヤホンなので、在宅勤務下で新生児を迎える方、赤ちゃんのギャン泣きに悩んでいる方の参考になれば幸いである。
また、所有するAppleデバイスが増えてきたこともあり、3ヶ月前にAirPods Pro(第2世代)を導入した。BOSE QCE2と比較してどうか?もあわせてレビューする。
音質や性能については、他のブロガーさんやYoutubeで詳細に語られているので、赤ちゃんのギャン泣き対策や、0〜1歳児の子育て環境下ではどうか?という点で読んでもらえれば嬉しい。
BOSE QCE2のノイズキャンセリング性能:ギャン泣きと戦えるレベル◎
(戦う、という表現は適切ではないかもしれないが、当事者としては戦っている気持ちでいっぱい)
BOSE QuietComfort Earbuds IIのノイズキャンセリング性能は本当に素晴らしい。公式に発表があった通り、赤ちゃんの泣き声(およびギャン泣き)をしっかり低減してくれる。
周囲の同僚の声やバスの車内の赤ちゃんの泣き声、ご自宅での生活音など、以前は低減が困難だった周波数に対しても、その存在に気づかないほどの打ち消し効果を生み出します。さらに、周囲のノイズの変化にも継続的に反応し、常に最高レベルのノイズキャンセリング性能を発揮します。
https://www.bose.co.jp/ja_jp/pressroom/featured/quietcomfort-earbuds-ii.html
これまで、SONYのWI-C600Nや、AnkerのSoundcore Life NC、realme Buds Wireless Proなど、5,000〜20,000くらいのワイヤレスイヤホンを使ってきたが、それらとは完全に「別格」のノイズキャンセリング性能と言える。
BOSE QuietComfort Earbuds IIのノイズキャンセリングがあれば、平常心で0-1歳児のギャン泣きとも渡り合える。
この1年、在宅勤務中はほぼ毎日BOSE QCE2を愛用している。これがなくては集中して仕事ができない。生後数ヶ月(新生児)の頃は、同じ空間(リビング)にベビーベッドとデスクを置いて仕事をしていたので、BOSE QCE2のおかげで心の平穏を保てていたと言っても過言ではない。
例えば深夜とかに、①赤ちゃんが泣き出す⇒②あやす・原因を探る(おむつ/ミルク)⇒③ギャン泣きが始まる⇒④BOSE QCE2を装着⇒⑤ミルクを作って飲ませたり抱っこしたりしばらく戦う⇒⑥寝かせて、記録して、仕事に戻る。この一連に30分とか(長いともっと)あるのだが、BOSE QCE2を装着すると、明らかにというか劇的に楽になる。特に精神面で。日中は、妻が育児を主担当してくれていたので、BOSE QCE2を休憩時とか娘がガッツリ寝ている時以外はほぼ付けっぱなしだった。 そのため、BOSE QCE2を外すと、ギャン泣きのボリュームがすごいと感じる。(うわぁあ無理〜、ってなる)
最近は男性の育児が当たり前になってきたが、ノイズキャンセリングイヤホンひとつで相当気持ちが楽になるから、多くのパパさんには試してみてほしい。
どれくらいのギャン泣きレベルなのか
ひとくちに「ギャン泣き」と言っても個人差があるので、補足。
我が子(長女)の本気のギャン泣きはそこそこ激しい方。空腹時(ミルクが欲しい時)なんかは、原因がはっきりしているので短時間で収まるが、原因不明で大声で泣き・暴れ続ける時は親が発狂しないよう精神力が試される。
同じ部屋にいる時にギャン無きが始まると、他の音(テレビや会話)は一切聞こえなくなる。赤ちゃんの泣き声は100dbを超える(電車の高架下レベル)というが、実際にそれくらいはあると感じる。集中力と忍耐力をゴリゴリ削ってくるので、我が子には悪いが、親でなければ即座に退避したいと今でも思う。
4mくらい離れた部屋でも、ドアが開いていれば、集中して仕事することは難しい。それでも、鉄筋コンクリート造のマンションで、幸いにも近隣から苦情がきたことはない。
ちなみに1人目(長男)のときは、地響きを伴う怪獣のような泣き声でガラスが割れるのではと心配するレベルで、いつ近隣住民から苦情が来るのかとヒヤヒヤしていた。そして、泣き出す度に外に連れ出していた。1人目と比較すると、今回は多少は控えめ。イージーモードとも言える。
同じ室内:ギャン泣き70%〜低減(再生なし時)
BOSE QCE2を装着して音楽をかけていない状態の場合、同じ室内で、体感7割はギャン無きのボリュームをカットしてくれる。泣き声は聞こえるものの、壁1枚向こうにいる感覚で、耳栓をした時よりも静寂性はかなり高い。後述するスタバ店内でもそうだが、透明な壁に囲まれている感じ。泣き止むまでだっこしてあやす時の耳(とメンタル)への負担は相当軽減される。
さらに音楽をかけていれば、同じ部屋でギャン泣きが始まっても、わずかに泣き声が聞こえるのみで、泣いている事には気がつくが、しようと思えば無視できるくらいになる。普通に仕事もできる。この際、BOSE QCE2のボリュームは20〜25%程度で、大音量にする必要は無い。
そもそもBOSE QCE2は、音楽再生時は話しかけられても気づかないレベルのノイズキャンセリングなので、妻や長男が急に視界に入ってきて驚くことが多々ある。家族としては、話しかけても反応が無いので、わざわざ視界に入ってアピールしてくれているんだとか。すごいノイキャン。
4mくらい離れた別の部屋:ギャン泣き90%〜低減(再生なし時)
4mくらい離れた別の部屋の場合は、BOSE QCE2を装着して音楽をかけていない場合、わずかに泣き声が聞こえる程度(9割以上カット)に感じる。隣の部屋でもだいたい同じくらい。壁による減衰かな。
さらに20%くらいのボリュームで音楽をかけていれば、泣いていることには全く気が付かない。ギャン泣きも含めて、部屋の外の音は殆ど聞こえなくなるので、聞き逃さないよう注意。
また、web会議中のギャン泣きも、別の部屋であれば全く問題なく会議に参加できる。自分が発言する事がないタイプの会議であれば、ミュートしていれば泣き声を拾う心配も無いので、同じ部屋でも問題なく会議を聞くことができる。
ちなみに、(発言外ではミュートにすることが多いが)この1年、泣き声や子どもたちの声について指摘されたり話題になったことは無かった。
(番外編)スタバ店内の雑音
BOSE QCE2を装着して音楽をかけていない場合、スタバ店内のBGMがうっすらと聞こえる。店員の声や人の話し声は、頑張って聞き取ろうと思えば、聞き取れなくもない。
20%くらいのボリュームで音楽をかけている場合は、音楽の合間合間に店内のざわめきが僅かに聞こえる。隣の席の赤ちゃんが泣いていても気にならない。なお音量を30%くらいまであげると、雑音はほぼ聞こえないので、外音をシャットアウトして一人の空間に入り込める。
AirPods Pro(第2世代)とBOSE QCE2のノイズキャンセリング性能の比較
AirPods Pro(第2世代)と比較すると、ノイズキャンセリングの性能はBOSE QuietComfort Earbuds IIが圧勝。
AirPods Proでもそれなりにノイズキャンセリングの効果はあるが、泣き声や子どもたちの声はそれなりに聞こえる。BOSE QCE2の強力なノイズキャンセリングに比べると劣る。AirPods Proは、明らかに泣いているのが分かる程度のノイズキャンセリングなので、「赤ちゃんの泣き声・ギャン泣きを聞き逃さない」という意味では安心ではあるかもしれない。もし外音をシャットアウトしたい場合は、BOSE QCE2よりも音楽のボリュームを大きくする必要がある。
しかし後述するホワイトノイズや接続の安定性、使いやすさといった面を考慮すると、ほどほどの音質&ノイズキャンセリングで良い場合は、AirPods Proの方がメリットが多いケースが考えられる。
ホワイトノイズ:無音時は気になる
BOSE QCE2のホワイトノイズはやや大きい。何も再生していない状態では「サー」という音が小さく聞こえるので、気になる人も多いと思われる。
一方、動画や音楽の再生中や、web会議などではBOSE QCE2のホワイトノイズは全く気にならない。私がBOSE QCE2で音楽をかけながら仕事している限りでは、2時間くらいは装着し続けても特にノイズのせいで疲れる、という事はない。
しかし、もし耳栓代わりに(何も再生しないで)装着し続ける、といった使い方をする場合は、許容できるホワイトノイズの大きさなのか、試聴をおすすめする。
特に、外音取り込みモードでのホワイトノイズは大きい(サーというより、ザー)ので、私は外音取り込みはほぼ使用していない。聞きたくない雑音も含めて不自然に耳に入ってくるので、好みではない。
また、ホワイトノイズが脳や聴覚へ悪影響がある可能性も指摘されている(ただし直接的な根拠は無い)ので、このあたりが気になる人はホワイトノイズの小さいイヤホンを選ぶ方が精神衛生上幸せだと思う。
AirPods Pro(第2世代)とBOSE QCE2のホワイトノイズの比較
AirPods Proの方が圧倒的にホワイトノイズは小さい(こちらも無音ではない)。
長時間の装着や、何も音声を流さずに耳栓代わりに使用する時間が多い場合は、AirPods Proの方が適していると思う。ノイズキャンセリングの項目でも触れたが、ホワイトノイズよりも密閉感・密着感と、音の迫力の面で、AirPods Proの方が疲れにくいと思われる。
外音取り込みモードと適応型オーディオも、BOSE QCE2よりかなり自然。あまり使用するシチュエーションが無いが、これなら使ってもいいかなと感じる。
音質
BOSE QCE2は、BOSEらしいサウンドで、重低音から高音域までしっかり鳴っている(再現できている)と感じる。特に低音域がイヤホンながらしっかり鳴るので、iPhoneで音楽を聞くときは、アプリのイコライザで低音域をちょっと下げ(-1・+1・0)て使用している。
個人的には、SONYのイヤホン(WI-C600Nとか)より好みの音。
AirPods Pro(第2世代)とBOSE QCE2の音質の比較
BOSE QCE2の圧勝。あくまで個人の感想として。
AirPods Pro(第2世代)も悪くないのだけれど、なんか「軽い」「薄い」「迫力に欠ける」と感じる。個人の感想・好みの問題ではあるが、私の好みではない。ホワイトノイズの項目でも触れたが、AirPods Proの方が長時間、装着し続ける場合には疲れにくいとは思う。
AirPods Proは、音質やノイズキャンセリングを突き詰めるというより、癖のないフラットな音質で、日常使いに便利なデバイスという印象。
ちなみに、web会議で使う場合のマイク性能は、AirPods Pro(第2世代)の方が優れている。BOSE QCE2はややノイズが多いが、AirPods Proはノイズの少ないクリアな音声である。
接続の安定性
在宅勤務や人の少ない屋外等では、BOSE QCE2は安定して接続されており、音が途切れることはほぼ無い。あるとすれば、使用中の電子レンジに近づいた際だろうか。
しかし、通勤途中の駅構内や、都内の人混みのなどでは、時々途切れることがある。電車通勤の際に、少なくとも1日に2〜3回は接続が一瞬途切れたり、音声が歪んだりする。
よく途切れるシチュエーションでは、横断歩道でのAirPodsを装着した人とのすれ違いや、満員電車、電車が駅のホームに到着した際など。Bluetoothをはじめとする2.4GHz帯の通信が混線・電波干渉しやすいシチュエーションでは、BOSE QCE2は弱いと言える。
また、Macbook(14インチM1 2021)で使用しているときに、稀に他のBluetoothデバイス(マウス、キーボード)との干渉が起きる事があり、音声や入力デバイスの遅延が生じる事がある。再接続で解消するし、月に1回程度とはいえ、ちょっと面倒である。
AirPods Pro(第2世代)とBOSE QCE2の接続安定性の比較
AirPods Pro(第2世代)の接続は非常に安定している。AirPods Proを導入して3ヶ月間で、接続が途切れたことは、記憶の限りでは一回も無い。
BOSE QCE2ではよく途切れていた通勤途中のシチュエーションでも、途切れることなく安定して音楽を聞くことができる。
複数デバイスへの接続/マルチポイント接続について
BOSE Quiet Comfort Earbuds IIは接続デバイスの切り替えが不便
BOSE QCE2は一度に接続できるデバイスが1つだけ。マルチポイント接続は非対応。Bluetooth接続先を切り替える場合、一度接続中のデバイスの接続を切断して、再度別のデバイスから接続しなおす必要がある。
この点においては、(Apple複数デバイスで使うなら)AirPods Proがちょっと便利だし、さらに言えば他のマルチポイント接続に対応したイヤホンに軍配が上がる。
2023年10月に発売されたQuietComfort Ultra Earbudsは、今後のファームウェアアップデートでマルチポイント接続に対応する「らしい」ので期待。
Airpods ProはAppleデバイス間でシームレスに接続を切り替え
同じApple IDでサインインしているAppleデバイス(Mac、iPhone、、iPad、AppleTV等)間で、接続をシームレスに切り替えることが可能。
Appleデバイスに同じApple IDでサインインしていれば、AirPodsは聴いているどのデバイスにもシームレスに接続されます(対応しているAirPodsの場合)。
例えば、MacでAirPodsを使用してミュージックを聴いているときにiPhoneでポッドキャスト、ミュージック、またはその他のオーディオの再生を開始すると、AirPodsは自動的にiPhoneに切り替わります。iPhoneで電話をかけても、AirPodsはiPhoneに自動的に切り替わります
https://support.apple.com/ja-jp/guide/airpods/dev228ba3df8/web
接続切り替えのトリガーは?
接続デバイスの自動切り替えは、電話の発着信や、音声(メディア)の再生開始、動画サイトの表示などがトリガーになっている模様。
トリガーや優先順位については仕様が公開されていないが、再生開始以外には、たとえばiPhoneのゲームアプリ(アークナイツ)のプレイ中にMacbookのブラウザでYoutubeにアクセスするとMacbookに接続が切り替わる。この際、Youtubeのブラウザを閉じてもiPhoneへ接続が戻ることはない。
マルチポイント接続に対応したワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン
他の候補としてはこのあたり。
WF-1000XM5は4万円〜と価格帯が異なるので除外。XM4は型落ちだけどお得感ある。
2023年10月発売のBose QuietComfort Ultra Earbudsも、今後のファームウェアアップデートでマルチポイント機能が追加される予定。
BOSEのサポート(ケース破損時の対応)
2022年の9月に購入したBOSE QCE2の充電ケースが、2023年4月に壊れてしまった。落とす、ぶつける等の衝撃を与えた記憶は無く、ケースにはシリコン製の保護カバーを装着していたのだけれど、充電ケースのヒンジ部分が折れてしまったのである。(強度が高くない部分なので、気をつけよう)
保証期間の1年以内とはいえ、ケースの物理的な破損についてはどうなんだ?と思いつつ、WEBサイト(My Bose)からサポートに破損した旨を連絡。あっさり「保証対象」で交換となった。
後出しセンドバックとのことなので故障品を着払いで送ったところ、翌週には交換品が届いた。
なおWEBサイト(My Bose)では保証や修理のステータスを確認でき、交換品にも新たなシリアル番号が払い出されている。
まとめ:ギャン泣き0〜1歳の育児 x 在宅勤務ならQuietComfort Earbuds IIは超オススメ
以上、BOSE QuietComfort Earbus IIを1年間使ってきたレビュー。
赤ちゃん(0〜1歳)のギャン泣きと戦いつつ在宅勤務するような環境であれば、超強力なノイズキャンセリング機能を有するBOSE QCE22は超オススメ。2023年10月に発売されたBOSE QuietComfort Ultra Earbudsは、価格据え置きの上位互換なので、今買うなら「Ultra」を推奨する。
実際に1年以上、在宅勤務をしながら新生児の育児にあたってきた身としては、BOSE QuietComfort Earbuds IIのノイズキャンセリングにとても助けられた。ギャン泣きによる精神面と耳への負担を大きく減らしてくれたし、毎日のweb会議や、仕事に集中するためにも非常に役に立った。赤ちゃんのギャン泣きについてはもちろんのこと、子どもたちが学級閉鎖や長期休みで家にいる中で在宅勤務する中で、ちゃんと仕事に向き合えたのはBOSE QCE2のおかげ。ありがとうBOSE。
また、BOSEならではの音の作りで、音楽を聞いたり映画を観たりする際には迫力のある音で楽しめる。
一方で、ホワイトノイズ、接続の安定性、複数デバイスからの接続においては、AirPods Pro(第2世代)の方が優れていると感じるのも事実。
なお、3か月前にAirPods Proを導入してからは、ギャン泣き対策・集中したい時はBOSE QCE2、それ以外はAirPods Proと、状況によって利用頻度が半々くらいである。
新生児の頃とは異なり、長女を保育園で預かってもらえるようになったことで、日中の勤務中にギャン泣き対応する頻度が減ったというのもある。新生児〜1歳くらいまでは、BOSE QCE2のノイズキャンセリングでなければ難しかったと思うが、1歳を過ぎた現時点では、AirPods Proで十分かもしれない。
BOSE QuietComfort Earbuds IIがオススメな人
音質とノイズキャンセリングならBOSE。個人的にはBOSE QCE2の音とギャン泣きと戦えるノイズキャンセリングの威力はとても気に入っている。もし、BOSE QCE2を検討しているなら、正直、今このタイミングで買うなら、BOSE QuietComfort Ultra Earbudsであろう。
BOSE QCE2の上位互の性能でなのに、今のところまだ価格差が大きくない。ちなみにBOSE公式オンラインストアではBOSE QCE2と”Ultra”で同じ価格(39,600円)。
(2024.01.31追記)BOSE公式オンラインストアではBOSE QCE2がリファビッシュ品(工場再生品)のみ販売。Amazonでも在庫切れや中古品の販売が目立つ。Yahooショッピング、楽天などで、一部ショップの在庫で2万4千円くらいで新品が販売されているが、在庫のみ販売と思われる。
ただし、今後は価格差が大きくなっていくと思われるので、お値打ち感のある価格に落ち着いたらBOSE QCE2と悩むかも。なお、メルカリで「未使用に近い」や、程度の良いBOSE QCE2が20,000円程度。
ホワイトノイズの大きさと、追加機能(マルチポイント接続、空間オーディオ、aptX)が必要かで、BOSE QuietComfort Ultra Earbudsとどちらにするか検討されたし。
- 高音質なBOSEサウンド(aptXは非対応)
- 強力なノイズキャンセリング(ギャン泣きと戦う)
- 接続デバイスの切り替え頻度が低い
- Bluetoothの干渉が少ない環境での使用がメイン
- 空間オーディオは不要
BOSE QuietComfort Ultra Earbudsがオススメな人
2023年11月現在で、BOSE QCE2との2択なら多少高くてもこっち。
BOSE QCE2の音質・ノイズキャンセリングの同等の性能に加えて、「aptX Adaptive」「マルチポイント接続(予定)」「空間オーディオ」に対応した最新モデル。ホワイトノイズも低減している模様。
ちなみにaptXは、iPhoneでは使用できないので注意。AAC接続となる。(iPhone15からUSB-C端子になったのでトランスミッターを取り付けるという方法はあるが、わざわざ付ける人は少数かと)
MacbookもaptXに実は対応しているのだが、何もしなければAAC接続となる。ターミナルから特定のコマンドを実行するとaptXで接続できる。
- 高音質なBOSEサウンド(aptX対応)
- 強力なノイズキャンセリング(ギャン泣きと戦う)
- 複数デバイス(マルチポイント)接続 ※対応予定
- Bluetoothの干渉が少ない環境での使用がメイン
- 空間オーディオ対応
Apple AirPods Pro(第2世代)がオススメな人
Appleのデバイスを多く所持しており、自動で接続デバイスを切り替えたり、MagSafeによるワイヤレス充電が欲しい人。(ただしマルチポイントとは挙動が異なるので注意)
また、接続の安定性が高く、操作性も悪くない。そこそこの音質と、クリアなマイク性能。
AirPodsは紛失した場合にも「探す」から正確な位置を把握することができるのもポイント。
ノイズキャンセリングや音質はBOSE QCE2に軍配が上がるが、日常使いの総合点では、AirPodsProの方が高いという印象。
- 音質にはそこまでこだわらない
- ノイズキャンセリングもほどほどでよい
- クリアなマイク(通話・web会議など)
- 接続の安定性を重視
- 空間オーディオ
- iPhone/iPad/MacbookなどAppleのヘビーユーザー(WindowsやAndroidでも使えるけれども)
- 紛失や盗難が心配
- 総合的な利便性の高さ、完成度の高さ